ダイエットとリバウンドの繰り返しで生理不順になったり
体調を崩しているのではないでしょうか?
痩せたいがために色々な流行りのダイエット法にチャレンジしては
痩せないからとの理由で途中でやめてしまう。
あるいは、ハードな食事制限をやっていて、食べられないストレスと
停滞期にはまり、結局またリバウンドしてしまった。
私はといえば、20代~30代の頃までダイエットとリバウンドの
繰り返しでした。
太ったり、痩せたりしてて体にとても負担があったと思います。
その頃、今では、改善はしましたが生理不順は何年も続きましたし
体調もあまり良くなく、妊娠しない時期もありました。
特に、子宮系の病気も盛りだくさんに出始めました。
不正出血、子宮筋腫、子宮内膜症、子宮内膜ポリープの切除手術をするなど
今思えば、ダイエットも原因の1つだったことを知りました。
女性ホルモンは、ダイエットのやり方でも大きく影響しています。
女性の体って、とても繊細なのです。
家庭でのストレス、仕事場のストレス、育児のストレスやプレッシャーなどを
体が感じとると、生理がこなかったり、止まったりすることがあります。
それは、視床下部(ししょうかぶ)という女性ホルモンの分泌をコントロールしている
司令塔(視床下部)の判断力が乱れ、卵巣からのホルモンの分泌量が減ったり
生理不順になったり、生理が止まったりという現象になって現れてきます。
また、栄養状態からもホルモンのバランスが崩れてしまいます。
無理な食事制限をして、急激に体重が減少すると、脳は生命の危険を感じ
生き残るために、生命に関わること以外は機能を一時休業させてしまうのです。
生命維持のために「妊娠、出産は今は必要ない!」と判断し
卵巣への女性ホルモンを抑え、排卵や月経をストップさせるのです。
今までの私を含めてもそうですが、実際には、太り過ぎだったのでしょうか?
ただ単に、モデルさんのようにスラッとした体型になりたい!
という願望で、本当は平均的な体重なのに、それ以上のきれいな体型を
求めすぎているのでは?と感じます。
その願望のためにダイエットとリバウンドの繰り返し
少しずつ、体の中の機能に影響を及ぼして、自分で自分の体を壊していっています。
痩せるために食べ過ぎに注意したり、適度に運動することは必要だと思いますが
偏ったものだけ食べる「○○だけのダイエット」や食事量を極端に減らす
過酷な運動を長期間で続けていては健康を害してしまいます。
まずは、ご自分の体が本当に肥満かどうか測ってみましょう
BMIで肥満度をチェックしてみましょう!
BMIの計算式
●体重(kg) ÷ 身長(m)☓ 身長(m)= BMI指数
BMI指数が18.5以下だったら痩せ(低体重)です。
BMI指数が18.5~25の間が正常(標準体重)です。
BMI指数が25以上~30が肥満度1です。
これで、ご自分の体型が本当に太っているのかを確認してから
無理なダイエットはしないようにしましょうね。