恥ずかしい話ですが・・・4日以上お通じがないことがある><
なんてことはないでしょうか?
母乳を与える時期には、水分が余計に不足したりするからか
便が出る時には、ポロポロと硬い便しか出ない(汗)
汚いようなことに感じ、なかなか人に言えないのが本音^^;
しかし、便秘に悩む女性は多く、30代以上の女性の半数以上が
便秘に悩んでいるのだそうです。
しかも、毎日お通じがない人が半数以上・・
週に4日以上お通じがない人が1割弱いるそうです。
毎日お通じはあっている・・という人も
毎日出ているから便秘じゃないとは言い切れません。
そもそも便秘とは?
便が硬くなり、排便間隔が不規則になった状態をさすそうです。
医学的には、”○日出ないと便秘”と明確には定義されていないのだとか。
それは、排便のリズムは個人差が大きいからです。
たとえば、毎日お通じがあったとしても便が硬くて出すのに時間がかかる
お腹にいつも張りを感じるなら便秘の可能性があります。
一方、排便が2~3日おきでも便がやわらかくて、スムーズに出るのであれば
なんの問題もないのでそうです。
自分は便秘かしら?と見分けるポイントとしては
不快便をともなっているかどうかです。
・排便間隔が3日以上あく
・トイレにいった後も残便感が残る。
・強くいきまないと出ない。
・便が硬くコロコロとしている。
1つ以上当てはまれば、便秘だといえるでしょう。
では、スムーズに便をするためには、便秘のタイプやどういった特徴があるのか
知ることが大切です。便秘が長引くなど慢性的な便秘は、おもに3種類あります。
1.弛緩性便秘(便を押し出す力が弱くなっている)
お腹が張る人に多く見られるタイプで、大腸のぜん動運動が鈍くなり
便をスムーズに押し出せなくなっています。
便が大腸にとどまると、水分が吸収されて便がカチカチに硬くなり
便を出すのが困難になります。
原因
運動不足、加齢による腹筋の衰え、内臓下垂などが原因
2.直腸性便秘
日常的に便意を我慢している人に多いタイプで、直腸に便がたまると「便をしたい」
というサインが大脳に送られ、便意につながります。
これを無視して、便を我慢し続けると、この「便をしたい」というサインが鈍くなり
便意が起こりにくくなります。
原因
行きたい時にトイレに行けないなどが原因
3.けいれん性便秘(ストレスで腸が過敏になる)
食後に下腹部が痛くなる人に多いタイプです。
自律神経が乱れると、腸のぜん動運動が過敏になって、けいれんした状態に。
すると、便を少しずつしか押し出せなくなります。
便秘と下痢を繰り返す人は、過敏性腸症候群の可能性があります。
原因
ストレスや疲れが多い人
4.自律神経(腸の働きを司る神経)
緊張している時に働く交感神経と、リラックスしているときに働く副交感神経があります。
この2つは天びんのようにバランスをとっていて内臓呼吸、体温などの働きを調整しています。
副交感神経が優位に働くと、血管が拡張し腸が活発に働きます。
このように、腸はとても敏感で生活環境によって影響されやすく
夜型の生活、ストレス、疲労などにより、腸の働きが低下します。
さらに、バランスの悪い食生活も大きく影響しています。
便秘には、様々な原因がかかわっていますので、思い当たることがあれば
便秘になる原因を知り、できる範囲で生活を見直しストレスや疲れを
排除できる方法を見つけてスムーズなお通じを目指してくださいね。