太ももの前側が出ていて、横から見ると
膝と下腹よりも太ももが突き出ているように太くて・・
という状態ではありませんか?
太ももの前側が出っ張っていると、
前から見る姿は、そんなに太ももは太く見えないけど、
横からの太もものシルエットが
はっきりするパンツスタイルは敬遠してしまがち・・
太ももの前側だけが細くなれば、パンツを履くとき
ロングシャツで隠すこともなくなりますよね。
太ももの前側にお肉が多くついているのなら
骨盤全体が、前後に傾く骨盤前後系タイプの
歪みが原因かもしれません。
太もも前部分が太いのなら、骨盤が後ろに倒れていて
猫背で、お尻はペタンコ尻かタレ尻の傾向にありますが
下腹や太ももは前部分に突き出た状態になります。
逆に、骨盤が倒れている場合は、反り腰になり、
出尻の原因に・・
わかりやすく言うと、横から見た体のラインが
骨盤が後ろに倒れている場合・・・S字の反対向きの体のライン
骨盤が前に倒れている場合・・・S字を書いたような体のライン
鏡で自分の横姿を見ると、骨盤のタイプを知ることができます。
太ももの前側が太いのは、骨盤が後ろに倒れている場合
はS字の反対向きの体のラインになっているので、
背骨が曲がって腰が前に出ている状態で、
太ももの前側が出っ張った状態です。
骨盤を正しく戻せば、背骨もまっすぐになり、
太ももの前側の出っ張りも引っ込んで目立たなくなります。
後は、脂肪を落すストレッチを行えば、数週間続けることで
太ももの脂肪も落ちてすっきりしてきますよ。
寝ている骨盤を立てるには
バスタオルを丸めたものを用意します。
骨盤枕を持っている方はそれを使ってください。
食後やお腹いっぱいの時は避けて、床や畳のうえで行います。
1.膝を立てて座ります。
バスタオルロール(骨盤枕)が骨盤と腰の間にくるようにセットします。
膝は90度くらいに曲げて、2~3回ゆっくりと呼吸します。
2.仰向けに寝ます。
膝を90度曲げたまま、バスタオルロール(骨盤枕)を握りながら
ゆっくりと後ろに倒れます。
この時、息をゆっくり吸いながら倒れる。
3.両膝を右に倒します。
両膝を揃えたまま右側に倒し、30秒キープします。
反対側も同じように行います。
骨盤ストレッチは、効いてないように感じる時もありますが
長く行うと体に負担がかかりますので、この骨盤を立てる
ストレッチだけで、1分ほどで終わるようにしましょう。
太ももを細くする。
寝ている骨盤を立てるストレッチに加え、
太ももを細くするストレッチを行います。
太ももの前部分が太さにポイントをあてたストレッチです。
前太もも、大腿四頭筋を動かして細くするストレッチを行います。
1.仰向けに寝て脚を曲げる。
バスタオルロール(骨盤枕)を出っ張った骨(お尻の割れ目上部あたり)
に水平に置き、仰向けに寝ます。
左足の裏をバスタオルロール(骨盤枕)につけるように曲げ
左手で足首を掴みます。(足裏をロールにつけるイメージで)
2.反対の脚を膝にのせる。
右足の裏を左膝の上に乗せます。右手はバスタオルロール(骨盤枕)
を掴み、そのまま30秒キープし、反対側も同じように行います。
骨盤ストレッチは、長くて3分から5分が体に負担がかからない時間なので
骨盤を立てるストレッチと太ももを細くするストレッチの時間を
合わせて5分以内で終わらせるようにしましょう。