痩せるための食事って、ほとんどの肉料理はNGですよね。
その理由は、カロリーが高い、脂肪が多くコレステロール値が上がるといった点です。
それで鶏胸肉といった、比較的カロリーが低い肉を茹でたり蒸したりして
脂肪を落として食べると良しと言われています。
ところが、糖質制限食においてはまったく逆で、肉に含まれる糖質はごくわずかで
たんぱく質、ビタミン、ミネラルが豊富にとることができます。
ダイエットにはよくないと言われてきた牛肉には、オリーブ油と同じ
オレイン酸という良質の脂が多く含まれています。
体内では、合成できない必須アミノ酸も動物性たんぱく質なら
効率よくとることができます。
だから、焼き肉、ステーキ、しゃぶしゃぶ、焼き鳥も食べてもOK!
1つだけ気をつけたいのが「ソースやタレ」です。
調味料は、レモン、塩、こしょう、おろしポン酢というように
糖質の少ない調味料を使うようにし、糖質をできるだけ避ける
ということを原則にしましょう。
そして、一番避けるものが、米、麦、とうもろこしなどを原料とする食品。
いも類、豆類、野菜は、ほとんどのものが大丈夫ですが
かぼちゃ、れんこんなどデンプンの多い野菜は避けるようにしましょう。
調味料で避けたいものは、ソース、ケチャップ、みりんなどは
糖質が含まれているので避けるか、できるだけ控えるようにしましょう。
これだけ避ければ、肉、魚介類、卵、チーズは極めて糖質が少ないので
問題ありませんし、揚げ物、炒めものも食べ過ぎなければ大丈夫です。
お米を食べなければ、食べた気がしない!なんて感じることもありますが
お腹が減るのは、炭水化物をとっているからと言われています。
炭水化物は消化吸収も速く、血糖値が急に上がりインスリンがドッと出るため
血糖値が下がった時にお腹が減り、イライラしたりします。
肉や油を使った料理は消化に時間がかかるので、その分腹持ちが良くなります。
空腹感も少なく、満足感があるため継続できるダイエット法です。