糖質制限食とは、糖質を極力減らした食事のことですが
糖尿病の患者さんの食事法だと思っていたけれど
最近では、ダイエットにも糖質制限食は注目されています。
血糖値を上げるのは、糖質だけということに注目し
糖質の多い食材や大幅に減らして食事をとる糖質制限食です。
主食となる「ご飯やパン」「麺」などの炭水化物には
糖質がたくさん含まれています。
まず、主食を抜き、いも類など糖質の多い食品もできるだけ
避けることを原則としています。
糖質制限食は、私の想像としては、味は薄すぎるし
ご飯は、好きなだけ食べられないストレスが溜まりそうなイメージでしたが
実母が、糖尿病になり食について本で調べていたら
糖質制限食のイメージがくつがえされました。
避けるものは、糖質だけなので糖質の少ない食品に関しては
ほとんど制限がないことが魅力的なことです。
肉や魚などのタンパク質や脂質の多い食品は食べても問題ないし
調理法についても特に制限もなく、炒めものや油を使った調理も大丈夫。
日本人なら昔からおかずにはご飯といったことが当たり前のように思い
ご飯を食べないで肉や魚ばかりの食事では、栄養が偏りがちになりそうですが
それも実は大きな誤解だと言われています。
たとえば、三大栄養素と言われている「糖質・脂質・たんぱく質」
この3つの割合が糖質60%、脂質20%、たんぱく質20%というのが
健康維持のための一般常識とされ、実際にこれが現代の日本人の
平均的な食事になっています。
ですが、この割合で、健康志向の人が増えているにも関わらず
肥満や糖尿病が増えているというのはなぜでしょう?
その原因は、今まではカロリーや油の摂り過ぎと言われ
カロリー制限食をしたほうがいいと聞きますが、果たしてそうでしょうか。
1995年から日本人の脂肪摂取量は減り始め、1997年からは
食事で脂肪が占める割合も減り続けているそうです。
にも関わらず、肥満や糖尿病が増え続けているのはどう考えてもおかしいです。
ということは、糖質のとりすぎこそが太る原因だといえます。
主食を抜けば大幅に糖質オフになります。
その分、肉や魚を多くすると糖質の割合が減ってダイエットになります。
ご飯などの糖質を制限すれば、カロリー制限よりも食べられるものが多くて
食べられないストレスが大幅に軽減することができますよ^^